Ukulelemamanの呟き

フランス生活 (時々ドイツ) と子育てを綴っています~

外国にいてもお寿司を食べるだけで日本に帰った錯覚をする

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今週のお題「寿司」について書こうと思う。どうぞみなさんお付き合いくださいませ。

日本の海を離れて気づいたら10年以上経ってしまっている。
これまで住んできた国や街にも美味しいものがたくさんあって、食については満足しているのだけど、やっぱり私は日本人。朝目覚めるとたま〜に『あ、お寿司食べたい。』とか、『今日、今、どうしてもお寿司食べたい。』となることがある。こんな経験をした方いらっしゃいますか?私だけでしょうか。そんなことを言うと、朝起きた相方が『うん、分かったけど、まずは落ち着いてコーヒー飲んで朝ごはん食べよ?』と言う。
言っておこう。私が食べたいのは外国にあるなんちゃって寿司ではない。昔見かけたことがあるのは、お寿司を揚げてもはや天ぷらお寿司になってしまっているのや(今も外国人の間では流行っているのかな?)、よくあるのはフィラデルフィアチーズがついているやつとか。私が脳から体から欲しているのは本格的な日本のお寿司!

でもね、世界には日本の寿司職人さんがたくさんいるのですよ。世界中のどこの都市にも必ず見つけられるんじゃないのかな。外国で活躍するお寿司職人さんに感謝したい。頂いたお寿司に満足して、また生き返られるのですよ、私。お寿司に飢えている状態の時は、どんなに高くても食べに行きます!(※言い過ぎ。)日本語でお寿司を注文し、目の前に綺麗に並んだお寿司に見惚れて、ゆっくり味わいながら食べている時の幸せといったら…もう、私の魂は日本に帰っちゃってます。
お寿司ってどんなにゆっくり食べてもあっという間に完食しちゃってるじゃないですか、なんなんでしょうね、これは。やっぱり幸せな時間はすぐに過ぎていくものなのでしょうか。お茶を頂いて、お会計を済まし、お店を出たら現実の世界に戻っている。目の前の建物も日本ではないし、目の前を歩く人々も日本人ではない。きっと、私が急にお寿司を食べたいと感じる時というのは、ひょっとするとホームシックしている時なのかもしれないと、今このブログを書いている時に分かってきた気がする。なるほど、そういうことか。

さすがに田舎では本格お寿司を見つけるの大変だろうな。そういう理由もあって、外国に住んでいても田舎に引っ越すのは嫌なのだ。このブログを密かに読んでいるのか読んでいないのか分からない相方へここに書いておこう。田舎への引っ越しは嫌だよ。どうしてもお寿司が食べたい!とか、天ざるが食べたい!とか、ラーメンが食べたい!と思った時に食べれるお店が近くにあってほしい。そんな、相方も日本に長期滞在している時は、いくら払ってもいいからフランス産のカモンベールチーズが食べたいと言っている。お互い様や。それにしても、物の流通が発達して小さな世界になったものだなと改めて感じる。

外国にお店を開いてくださっている寿司職人さん、ありがとうございます!これからも何度も何度も足を運びます。

では、今日はこのへんで。
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

【コロナ】フランスで、ファイザー社のワクチンを打ってきたよ②

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

第一はこちらから:
ukulelemaman.hatenablog.com

先週、マクロン大統領がテレビの演説で医療従事者と介護従事者のワクチン接種の義務付けとpass sanitaire(=衛生パス?※紙またはTousAntiCovidのアプリを使ってワクチン接種をしたことを証明することができる)の提示の義務付けを発表した。医療従事者と介護従事者に対しては9月からワクチン接種の義務付けをし、もしもワクチンを接種していない場合には、解雇、休職、罰金が検討されるそう。そして、8月からはカフェ、レストラン、公共交通機関、デパート、病院、それから長距離電車、飛行機などの移動の際にもこの衛生パスを提示しなくてはいけなくなる。

ほぉ〜。強制されることが嫌いな人が多いこの国で、なんと強気に出ましたね、マクロン大統領。
フランスでは、ワクチン接種派とワクチン接種したくない派で物凄く意見が割れている。極端なことを言う一部の人たちの間では、マクロン大統領を『独裁者』だとか、『ヒトラー』だとか、呼ぶ人がいる。そして、この衛生パスがなくてはレストランなどに入店することもできなくなることをドイツのナチス時代にユダヤ人が強制して付けさせられていた黄色い星のバッジと同じだ、と比較する人がいる。これまた大袈裟な…と私は思う。あくまでも、一部の人!が言っているんですよ、もう一度言います、一部の人だけ!フランス人の大部分と勘違いされてしまっては困るので。
この発表の後、医療系全般の予約はもちろんワクチン接種の予約を取ることができるDoctolibのウェブサイトは訪問者数が集中してかなり延びたそう。あーみんな焦って予約しに行っちゃったのね。私がワクチン接種をした市役所をちらっと覗いてみたら、平日の午前中なのに外まで行列ができていてびっくり。確かに、ワクチン接種していないが故に8月からレストランやカフェにも入店できず、8月のせっかくの休みに飛行機や電車に乗ってバカンスに行けなくなったら困りますものね…マクロン大統領の作戦、成功なのか?!

私は接種派なので、2回目の接種をしてきました。
接種前は、2回目は翌日に高熱が出るとか、体調が悪くなる人が多いと聞いていたから心配していたけど、幸運なことに高熱が出ることも、寝たきりになることも全くなかったかな。注射が刺さった瞬間から、1回目同様の腕の痛みがすぐに始まり、これはまたドライヤーするのがしんどくなるのか〜と憂鬱に。翌日の午前中は物凄い倦怠感に襲われた。やる気ゼロ〜。普段だったら息子と一緒に20分ぐらい午後の昼寝をすればハイパー元気になっているところ、この日は1時間半も爆睡…私に現れた副作用はこんな感じでしょうか。こんなにも人によって反応が違うんですね。

取り敢えず、私はワクチン接種済みなので自由に移動ができる!よかった〜。日本にもね、隔離する必要もなく、気兼ねすることなく行けるといいな〜。

それでは、みなさん良い一日を!
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

パリのチュニジア料理と離乳食から使えるスパイス・ミックス

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

大変お無沙汰してしまいました。久しぶりの投稿です。こちらはやっと夏らしい天気になってきました♪先週は20度ぐらいしかなくて曇り空が続いていたのに、急に今日は30度まで上がるそう。あつーーー。

さて、今回はパリにあるチュニジア料理専門のレストランをご紹介。フランス人って、北アフリカ名物のクスクスやタジン、それからタブレ(クスクスを使ったサラダ)、結構好きみたいですね。確かに、美味しいものがいっぱいあります。歴史的にフランス人だけど両親や祖父母が北アフリカ出身という移民の背景を持つ人が多いから食文化がフランスに入ってきているのかもしれませんね。お昼ご飯にスーパーに置いてあるタブレを買って公園で食べたりしている人も見かけたことがあります。それぐらいフランス社会に馴染んでいる印象。

今回ご紹介したいのは、パリのオペラ近くにあるチュニジア料理専門のレストラン。
お店:Le comptoir de Tunisie
住所:30 Rue de Richelieu, 75001 Paris
お店の隣を歩いて覗いてみると、まぁ、なんと可愛らしいお店!ターコイズ色の壁がなんとも素敵だし、まだ行ったことないけどチュニジアにいる気分になってしまう。

私は、ラム肉のクスクスをオーダー。
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お肉はとっても柔らかくて美味しい。クスクスがラム肉はもちろんズッキーニ、にんじん、ひよこ豆、さつまいもの味を吸収していて、うんまーーーーー!!繊細な味。写真をご覧の通りかなりボリュームがあるけど、クスクス一粒残さず完食してしまいました。

お近くにいる方、ご旅行中の方、パリのビストロやクレープ屋さんもいいけど気分転換にチュニジア料理もおすすめですよ★オペラ近くとなるとラーメン屋さんにお寿司屋さん…食べたい日本食がいっぱいあるエリアだけど、たまにはチュニジア料理★ちなみに、ここのお店の近くにK-Martというアジア食品店があるので、私は帰りに日本食材を買って帰りました。フフ、便利だな。

そして、クスクス料理にちなんで、こんなものをスーパーで発見。BiocoopというBIO=オーガニックの商品のみを扱っているスーパー。
8ヶ月からの子供の離乳食に使用できる、モロカン スパイス・ミックス。
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(チュニジア料理レストランの話をした後でモロッコのスパイスの話になってしまうのも変ですが…北アフリカ繋がりということで。)
スパイスの中に入っているもの:
シナモン、コリアンダーの種、クミン、トマト、玉ねぎ、ミント、しょうが、にんにく、ナツメグ、カルダモン、ウイキョウの種、パプリカ、ターメリック、胡椒、チョウジ、ライム
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嬉しいのは、これ全てオーガニックで無添加、無塩、無砂糖だそう。とは言っても、蓋を開けると物凄い香り…!私は個人的にいい香りと感じたけど、小さい子供にはどうなんだろう?8ヶ月から使えるみたいだけど、ちょっと強烈な印象。離乳食始めて数ヶ月後の子には強すぎじゃない?!フランス人は本当にこんな早くから始めているのかぁ?と驚き。
まぁでも国が変わると離乳食の与え方や内容も変わりますものね。息子は離乳食は卒業してもうすぐ2歳になるので、味見をしながら少しずつこのスパイスを料理に加えていきました。じゃがいも、にんじん、ズッキーニ、玉ねぎ、牛挽き肉をこのスパイスと一緒にコトコトゆっくり煮て、クスクスと一緒に息子と食べてみたら、結構美味しくて、喜んで食べてくれました。

他にも南フランスのスパイス・ミックス、初めてのカレーミックスとかが並んでいました。今度試してみよう。

それでは、みなさん良い一日を!
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

バイリンガルへの道… 日仏息子が言う『◯◯〜ヌ』

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

みなさんにとって、フランス語で思い浮かぶ単語や独特な音って何ですか?
やっぱり、ボンジュール?メルシー?波打つようなメロディー?モゴモゴとした発音?

1歳9ヶ月の息子が日本語の単語を言う時にたま〜にフランス語っぽく発音する時が。フランス語で語尾がneの単語は『ヌ』と発音します。例えば、ジャンヌ・ダルクのジャンヌ(Jeanne)。ジャンヌは男性のジャン(Jean)という名前の女性版のようなものですね。他にもたくさんあります。男性Paul(ポール)→女性 Pauline(ポーリーヌ)や男性Christian (クリスティアン)女性Christiane(クリスティアンヌ)。人名だけでなくても、neが語尾の単語はたくさんあります。téléphone(テレフォンヌ)=電話、machine(マシーンヌ)=機械、madeleine(マドレーヌ)=お菓子のマドレーヌ。マドレーヌは女性の名前でもあります。

なんとなく想像できてきましたか?息子が日本語の単語の語尾にこの『ヌ』を付けちゃっていることがあるんです。例えばこんな風に:

センタクキンヌ → 洗濯機。息子が言うと正しくはセンタッキンヌ。
チュンチュンヌ → 鳥の鳴き方『ちゅんちゅん』にヌが付いた。
おちんちんヌ  →    おちんちんにヌが付いて可愛らしくなった。

日本語の語尾にこの『ヌ』が最後に付くだけで、なぜかフランス語っぽく聞こえる…不思議や〜

伝わらないこともないんだけど、日本語として正しくないのよね。今は可愛いと思っているけど。『センタッキンヌ』と言いながら洋服を洗濯機に入れている姿を見ると微笑ましい。日本語話者の母ちゃんが正しい発音をしていれば自然と身につくことでしょう。そんな風に思いながら我が家ではゆる〜く、のんび〜りと息子に言葉を教えております。

今朝の父ちゃん×息子の会話。
(背景:昨日のサッカーUEFAユーロカップでフランスがスイスにPK戦で負けた。)

父ちゃん:『息子よ、君はフランスと日本(ジャポン)のどちらを応援するんだ?』
息子:『ジャポン』※これ、私、まったく仕込んでおりません!!
父ちゃん:『なに?こう言って応援するんだよ、Allez les bleus(アレ・レ・ブルー)!※フランスの応援の仕方。』
息子:『ノー!ルージュ(rouge=赤)!』
父ちゃん:『ルージュじゃないよ、ブルーだよ。』
母ちゃん:『日本もサムライ・ブルーだよ!』
息子:『ノー!ジョンヌ(jaune=黄色)』

それでは、みなさん良い一日を!
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

チーズ好き、集まれ~!!

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

私の好きな時間。
市場でチーズを買って、その日に買ったチーズをテーブルに並べてパンとワインと一緒に食べる。好みのチーズに出会うとそればっかり食べちゃうけど、たま~に新しいチーズを試してみて気に入ったものに出会った瞬間も最高に幸せ。

お気に入りは、comté (コンテ)、morbier (モルビエ)の2つでチーズ臭さが程よくあって美味。もちろんワインにもとってもよく合う。どちらもフランス東部のフランシュ=コンテ地方のジュラが原産地。チーズ目当てで私のいつか訪れてみたいリストに入っている。ジュラ山脈でのハイキングも楽しめそう。早く行ってみたいな。

最近はまっているのがこちらのチーズ。
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上 : tomme du Jura (トム ドュ ジュラ)
真ん中 : tomme aux fleurs (トム オ フルール)
下 : camembert di bufala (カモンベール ディ ブッファラ)

上のtomme du Jura、どうやら私はフランシュ=コンテ地方産のチーズが好みのよう。これも私の期待を裏切らない味。

真ん中の tomme aux fleurs は1歳9ヶ月の息子も大好物。そりゃそうだわ、このチーズ、母ちゃんも大好きだもの。息子はこのチーズが好き過ぎて、食べたい時にはチーズの意味で『チーチ』と言う。
味の好みはやっぱり母親に似るものなのね。
以前書いた記事はこちら↓
ukulelemaman.hatenablog.com


そして、下の camembert di bufalaはイタリア産の水牛のミルクを使用したカモンベール。
カモンベールってフランスのノルマンディー地方で生産されたものにしか呼んではいけないものだと思っていたけど、いいのかな?まぁいい、それはまずはおいといて、このチーズに初めて出会った時はクリーミーなカモンベールに感動した。超うま!このチーズに出会う機会がありましたらぜひお試しくださいませ。オススメ!
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ちなみに息子はカモンベールはまだお好きではないよう。臭いチーズ大好きフランス人相方が、息子は納豆は好んで食べるのになんでカモンベールは食べれないんだ?と少しガッカリの様子。ザ・日本人の私は息子が納豆を好んでくれてかなり喜んでいる。ムワハッハッハッハー

それでは、また!
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

【コロナ】フランスで、ファイザー社のワクチンを打ってきたよ①

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

お久しぶりです。皆さんいかがお過ごしですか?フランスは晴天の日が続いて暑くなってきています。今日も最高気温が30℃!

さてさて、今日はフランスでファイザー社のワクチンを打ってもらったお話。フランスでは5月31日から全ての成人がワクチンを受けられるようになっています。なので、6月半ばにワクチンを打った私はちょっと出遅れた感じがありますね…汗 実際知人2人にまだワクチン打ってないの?と言われました…

予約はとっても簡単。フランス在住の方はご存じかと思いますがDoctolibというウェブサイトを通して最寄りの市役所、病院、消防署、スポーツセンターなどのワクチン接種が行われている場所の中から予約をする。

※Doctolibとは、内科、外科、歯科、産婦人科、小児科、眼科、接骨院など全ての医療機関での予約を取ることができるウェブサイト。それぞれの医療機関の独自のウェブサイトにも、Doctolibで予約をするように書いてあったりする。かなりよく知られていて、とっても便利なウェブサイト。

予約当日。私は最寄りの市役所へ行ってきました。全く待たされることもなくスムーズに会場入りをし、質問フォームを記入。例えば、今日熱が出ているか。ここ2週間以内にワクチンを打ったことがあるか。血液疾患を患っているか。妊娠しているか。アレルギーがあるか、など。この質問フォームはフランス語だけでなく英語でも用意されていました。記入後、担当の人に記入済みのフォームを渡し、その後、医者(?) 看護師(?)にワクチンを打ってもらう。その場で30分間待合室で待機し、何も異常がなければ終了。ちなみに、1日違いでワクチンを接種した相方の待機時間は15分。これは、何の違い??体の大きさ?待機時間を合わせても40分ぐらいですんなり終わって、非常にスムーズ。

終わった後は、全く気分が悪くなることも、痛みを感じることもなく、楽勝やっ!と思っていたら8時間後に針を注してもらった左腕がめちゃめちゃ痛くなった。余裕ぶっこいているんじゃなかったぜ…腕をちょっと伸ばしたり水平にするだけで痛むから、お風呂でシャンプーしている時とかドライヤーで髪を乾かす時がマ・ジ・で!左腕がもげちゃうんじゃないかと思うぐらい痛い!うわーーーん!!夜中、痛みで寝れなくなったら困るから痛み止でも飲んで寝ることにした。全く問題なく寝れましたけど、翌朝もまだ痛みは続いていました。2日間は痛みがあったかな、その後は痛みも引き普通に戻りました。


そうそう、この前息子を連れてプールに行ってみたのよ。もちろんみんな泳ぐんだからマスクなんてしないわけで。マスク生活がもう1年以上も経っちゃうと、マスク姿を見ることが当たり前になっちゃって、プールでマスクなしの人々を見るのにとっても違和感を感じた。ワクチン接種が進んだら、マスクなしの生活も近くなってくるかも!(自由人が多い特にここフランスでは…)

2回目のワクチン接種が終わったらまた続きを書きますね。あぁ…2回目の方が心配だわ…

Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

ドイツとフランスって、どう違う?

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ドイツからフランスに来てもうそろそろ1年半ぐらい経ちますけど、(え、もうそんな経つの、はやっ!)フランス人にもドイツ人にも日本人にも必ずと言っていい程聞かれるのが、フランスとドイツでの生活や人々の違いについて。『ドイツとフランスって、どう違う?』

フランスとドイツってお隣さん同士なのに、こんなにも違う?!ってぐらいめちゃくちゃ違う。そんなことを今日は書いてみたいと思います。どちらが良いとか悪いとかを書いている訳ではないですよ。私、どちらも好きです❤︎

① フランス人、よー喋るわー!

例えば、マルシェ(marché)=市場 に買い物へ行くと、お店の人とお客さんが話し過ぎじゃない?と思う。ただの八百屋さんなのにどんどん列が長くなっているんですけど。笑 私の番は次で、ただただ、トマトを買いたいだけなのに…いつになったら私の野菜たちに出会えるのだろうか。そして、私の番になるとお店の人に 『Bonjour! Vous allez bien? ボンジョー!ヴュ ザレ ビヤン(こんにちは!お元気ですか?)』と聞かれ『Oui, ça va, merci et vous? ウイ、サヴァ、メルシー エ ヴュ?(はい、元気です。ありがとうございます。あなたはお元気ですか?)』と教科書通りのようなやりとりをし、何をどうしたら、会話が膨らみ過ぎて行列になってしまうのか未だに謎。そして、ドイツでの市場での買い物をしていた時のことを思い出してみても、お店の人に『Wie geht es Ihnen? ヴィー ゲート エス イーネン?(お元気ですか?)』なんて聞かれたことはなかったような気がする。あ、聞かれたことがあるのは、ギリシャの製品(オリーブとか)を売っていたギリシャ人ぐらいだったかな。ということで、私の経験上、ドイツ人は労働時間中、せかせかとやることやって、仕事を終わらせてしまうイメージ。お店を閉めるのも時間ぴったりだし、市場が閉まるギリギリに注文しちゃったもんなら、嫌な顔されるし。その点、フランスでは、ギリギリに注文してもこちらが気分悪く感じることなく快くフレンドリーに商売をしてくれたことがあった。
相方も一緒にマルシェに行った時のこと。鶏肉屋さんで並んでいると、私たちの前にいたおばあ様がめちゃくちゃ話しまくっていて、何と言っていたのか帰り道に聞いてみたところ、『私はね、この鶏肉のレバーをどうこう長いことブイヨンで煮て、どうにかするととっても美味しくなるのよ、あまりそんなことみんな考えないみたいだけど、とっても美味しいのよ』みたいなことを言っていたらしい。要はレバーを買って、どう調理するかを熱弁していたのである。ほぉー。 

② え、まじ?こんな時間に郵便の配達員さん届けにくるの?!

ドイツもフランスも日本のように細かくお届けの時間の指定ができません。余談ですけど、郵便だけでなくても、ガスの点検にくるとか、そういうのでさえも、午前9時から午後18時の間に来ます。とか、いやそれって終日家にいろってこと?!みたいな感じ。
DHL Expressのトラッキングで郵送の日時が『en fin de journée』=その日が終わる前までに届けられる(私の意訳)と書いてあって、もう謎で仕方ない。それって、いつ届けに来てくれるの???一日中届くまで家にいないといけない?!ドイツに長いこと住んでいた私からすると、これドイツじゃ絶対あり得ないと思う。配達は遅くても(!)夕方6時頃までじゃないかな〜?多分、郵便の配送の人の仕事時間は決められているから、その間に仕事を終えて、早く終わったら家に帰ってビールでも飲んでいると想像している。んで、実際、フランスで私が経験したのは、夜の9時になって、DHLの配送の人が届けに来てくれたことがあった。はぁぁ、本当にお疲れ様ですと言いたくなった。

③ 自転車乗るなら、絶対ドイツがいい!

ドイツは本当に自転車天国だったな、とつくづく思う。ドイツ全土どこ行っても自転車乗る人にフレンドリーな道ができている。自転車走者用の標識もいっぱいあるし、乗り心地が最高。それに比べこちらフランスでは、『へ?!この後、わたしどう走ればいいの?!』と一瞬迷うような道になっちゃていて、怖すぎる。後ろから車に轢かれちゃうんじゃないかと恐怖さえも感じる。自転車用に道路にマークが書いてあるから、それを辿って車道の右隣を走っていると、ラウンドアバウトに突き当たり、そのタイミングで車道の左側に移動しないといけない印に何度か出会って、マジで後ろから来る車が怖かった…想像できますか?後ろから車が来ているかもしれないところを自転車で右から左へ斜めに走るってことです。かなり注意しないと轢かれるやん。フランスもエコを意識してなのか、だいぶ自転車用の道が出来てきているらしいけど、ちょっと修正が必要な気がするよ。

④ ビールはやっぱりドイツだわ!

フランスでは、食べ物はなんでも美味しいし、ワインの種類もチーズの種類も豊富だし、飲食についてはかなり大満足なんです。ドイツにあったもので恋しいものと言えば、やっぱりビール!!青空の下で飲むビールとソーセージBratwurst (ブラットヴルスト)にマスタードを塗ってパンに挟んで食べる、そんな昼下がりが最高だったわ。しかも、なんと言っても安いしね!それから、スーパーにあるビールの種類も大手の有名なビールから小さなビール醸造所のビールまで幅広く置いてあるし、なんと言っても20本のビールをこういう箱でまるごと一気に買えるのがいい。
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ちなみにこの箱はデポジット制。ドイツはビール瓶はもちろん、ペットボトル、カンもデポジット制。このシステムはエコでいいよね。フランスにはない。フランスではこんな風にビールは売っていなくて、いつも6本入りのを買っていて、相方と1本ずつのんだら3日で無くなるっていう…もうちょっと大きいのもあるとは思うんだけどね。で、さらに違うのは、ドイツのビールって小さくても330mlあって、大きいと500mlだから1本飲めれば満足。で、フランスは普通サイズが250mlだから、ちょっと足りないのよね。(※一応書きます。アル中ではございません。)

さて、書き出すときりが無さそうなので、今日はこの辺で。今後さらにフランス滞在歴が長くなっていくにつれて、新たな発見があるかもしれないですね。
ちなみに、このビデオ、それぞれの国民性や考え方の違いが垣間見れて結構面白いんです。(ごめんなさい、フランス語とドイツ語に英訳が付いています。日本語訳はございません…)
一つ目は、ドイツ人がフランス人についてどう思っているかを街頭インタビュー。二つ目はその逆で、フランス人がドイツ人をどう思っているか街頭インタビュー。

www.youtube.com

www.youtube.com

一つ目の一番最初のドイツ人女性(0:48)の答え方なんて、ドイツ人過ぎて笑える。
インタビューの人『フランス人とドイツ人の違いは何だと思いますか?』
ドイツ人女性『何について?(一部省略)ステレオタイプについてなんて、答えられないわよ。異なる言語を話していること以外は、違いなんてないわ。』
私:はい、ごもっともでございます。が、そんなこと言ってしまったら、このインタビュー面白くなくなっちゃうじゃないかー!笑


Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

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