Ukulelemamanの呟き

フランス生活 (時々ドイツ) と子育てを綴っています~

ドイツとフランスって、どう違う?

Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。

ドイツからフランスに来てもうそろそろ1年半ぐらい経ちますけど、(え、もうそんな経つの、はやっ!)フランス人にもドイツ人にも日本人にも必ずと言っていい程聞かれるのが、フランスとドイツでの生活や人々の違いについて。『ドイツとフランスって、どう違う?』

フランスとドイツってお隣さん同士なのに、こんなにも違う?!ってぐらいめちゃくちゃ違う。そんなことを今日は書いてみたいと思います。どちらが良いとか悪いとかを書いている訳ではないですよ。私、どちらも好きです❤︎

① フランス人、よー喋るわー!

例えば、マルシェ(marché)=市場 に買い物へ行くと、お店の人とお客さんが話し過ぎじゃない?と思う。ただの八百屋さんなのにどんどん列が長くなっているんですけど。笑 私の番は次で、ただただ、トマトを買いたいだけなのに…いつになったら私の野菜たちに出会えるのだろうか。そして、私の番になるとお店の人に 『Bonjour! Vous allez bien? ボンジョー!ヴュ ザレ ビヤン(こんにちは!お元気ですか?)』と聞かれ『Oui, ça va, merci et vous? ウイ、サヴァ、メルシー エ ヴュ?(はい、元気です。ありがとうございます。あなたはお元気ですか?)』と教科書通りのようなやりとりをし、何をどうしたら、会話が膨らみ過ぎて行列になってしまうのか未だに謎。そして、ドイツでの市場での買い物をしていた時のことを思い出してみても、お店の人に『Wie geht es Ihnen? ヴィー ゲート エス イーネン?(お元気ですか?)』なんて聞かれたことはなかったような気がする。あ、聞かれたことがあるのは、ギリシャの製品(オリーブとか)を売っていたギリシャ人ぐらいだったかな。ということで、私の経験上、ドイツ人は労働時間中、せかせかとやることやって、仕事を終わらせてしまうイメージ。お店を閉めるのも時間ぴったりだし、市場が閉まるギリギリに注文しちゃったもんなら、嫌な顔されるし。その点、フランスでは、ギリギリに注文してもこちらが気分悪く感じることなく快くフレンドリーに商売をしてくれたことがあった。
相方も一緒にマルシェに行った時のこと。鶏肉屋さんで並んでいると、私たちの前にいたおばあ様がめちゃくちゃ話しまくっていて、何と言っていたのか帰り道に聞いてみたところ、『私はね、この鶏肉のレバーをどうこう長いことブイヨンで煮て、どうにかするととっても美味しくなるのよ、あまりそんなことみんな考えないみたいだけど、とっても美味しいのよ』みたいなことを言っていたらしい。要はレバーを買って、どう調理するかを熱弁していたのである。ほぉー。 

② え、まじ?こんな時間に郵便の配達員さん届けにくるの?!

ドイツもフランスも日本のように細かくお届けの時間の指定ができません。余談ですけど、郵便だけでなくても、ガスの点検にくるとか、そういうのでさえも、午前9時から午後18時の間に来ます。とか、いやそれって終日家にいろってこと?!みたいな感じ。
DHL Expressのトラッキングで郵送の日時が『en fin de journée』=その日が終わる前までに届けられる(私の意訳)と書いてあって、もう謎で仕方ない。それって、いつ届けに来てくれるの???一日中届くまで家にいないといけない?!ドイツに長いこと住んでいた私からすると、これドイツじゃ絶対あり得ないと思う。配達は遅くても(!)夕方6時頃までじゃないかな〜?多分、郵便の配送の人の仕事時間は決められているから、その間に仕事を終えて、早く終わったら家に帰ってビールでも飲んでいると想像している。んで、実際、フランスで私が経験したのは、夜の9時になって、DHLの配送の人が届けに来てくれたことがあった。はぁぁ、本当にお疲れ様ですと言いたくなった。

③ 自転車乗るなら、絶対ドイツがいい!

ドイツは本当に自転車天国だったな、とつくづく思う。ドイツ全土どこ行っても自転車乗る人にフレンドリーな道ができている。自転車走者用の標識もいっぱいあるし、乗り心地が最高。それに比べこちらフランスでは、『へ?!この後、わたしどう走ればいいの?!』と一瞬迷うような道になっちゃていて、怖すぎる。後ろから車に轢かれちゃうんじゃないかと恐怖さえも感じる。自転車用に道路にマークが書いてあるから、それを辿って車道の右隣を走っていると、ラウンドアバウトに突き当たり、そのタイミングで車道の左側に移動しないといけない印に何度か出会って、マジで後ろから来る車が怖かった…想像できますか?後ろから車が来ているかもしれないところを自転車で右から左へ斜めに走るってことです。かなり注意しないと轢かれるやん。フランスもエコを意識してなのか、だいぶ自転車用の道が出来てきているらしいけど、ちょっと修正が必要な気がするよ。

④ ビールはやっぱりドイツだわ!

フランスでは、食べ物はなんでも美味しいし、ワインの種類もチーズの種類も豊富だし、飲食についてはかなり大満足なんです。ドイツにあったもので恋しいものと言えば、やっぱりビール!!青空の下で飲むビールとソーセージBratwurst (ブラットヴルスト)にマスタードを塗ってパンに挟んで食べる、そんな昼下がりが最高だったわ。しかも、なんと言っても安いしね!それから、スーパーにあるビールの種類も大手の有名なビールから小さなビール醸造所のビールまで幅広く置いてあるし、なんと言っても20本のビールをこういう箱でまるごと一気に買えるのがいい。
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ちなみにこの箱はデポジット制。ドイツはビール瓶はもちろん、ペットボトル、カンもデポジット制。このシステムはエコでいいよね。フランスにはない。フランスではこんな風にビールは売っていなくて、いつも6本入りのを買っていて、相方と1本ずつのんだら3日で無くなるっていう…もうちょっと大きいのもあるとは思うんだけどね。で、さらに違うのは、ドイツのビールって小さくても330mlあって、大きいと500mlだから1本飲めれば満足。で、フランスは普通サイズが250mlだから、ちょっと足りないのよね。(※一応書きます。アル中ではございません。)

さて、書き出すときりが無さそうなので、今日はこの辺で。今後さらにフランス滞在歴が長くなっていくにつれて、新たな発見があるかもしれないですね。
ちなみに、このビデオ、それぞれの国民性や考え方の違いが垣間見れて結構面白いんです。(ごめんなさい、フランス語とドイツ語に英訳が付いています。日本語訳はございません…)
一つ目は、ドイツ人がフランス人についてどう思っているかを街頭インタビュー。二つ目はその逆で、フランス人がドイツ人をどう思っているか街頭インタビュー。

www.youtube.com

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一つ目の一番最初のドイツ人女性(0:48)の答え方なんて、ドイツ人過ぎて笑える。
インタビューの人『フランス人とドイツ人の違いは何だと思いますか?』
ドイツ人女性『何について?(一部省略)ステレオタイプについてなんて、答えられないわよ。異なる言語を話していること以外は、違いなんてないわ。』
私:はい、ごもっともでございます。が、そんなこと言ってしまったら、このインタビュー面白くなくなっちゃうじゃないかー!笑


Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!

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