Comment tu t'appelles? (お名前は?) に対する息子の珍回答。
Ukulelemamanです。
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
公園にいるとベンチに座っているおじいさんやおばあさんによく声をかけられます。時には息子が走りながら『Bonjour! ボンジョー!』と言って通りすぎていくこともありますが… そうするとお暇なおじいさんとおばあさんから必ずと言っていい程聞かれるのが、
『Comment tu t'appelles? コモ トュ タペル (お名前は?)』
すると息子の答えがこちら:
『ぶどう。』
おじいさんとおばあさん…???
そもそも日本語で『ぶどう』なので、分からなくて当然。
フォローのために私が『ぶどう』というのは日本語でフランス語だと『le raisin ル レーザン』という意味なんです。でも、息子の名前は◯◯と言います。と解説。そして、おしゃべり好きなフランス人ですから、話が膨らんで私が日本人であること、息子は日本語とフランス語で育っていることまで話が続きます。そんなかんなで、公園でのスモールトークが一気に長くなります。おかげで私のフランス語力も上がってきているような気がする…それはそれでいいのですが、しょっちゅうとなると、この質問をされる度にぐっと構えている自分に気づきます。しかも、毎回『ぶどう』。
どうやら息子は『ぶどう』がよっぽど好きらしい。ある時は息子に『◯◯くんの宝物は何?』と聞いてみたらもちろん、『ぶどう』でした。
この公園でのエピソードはかれこれ5ヶ月前ぐらいから始まっていることですが、1ヶ月前ぐらいからは、名前を聞かれたら『ぶどう』と答え、その後に息子自身が『ぶどう c'est le raisin。セ ル レーザン。(ぶどうはle raisin(ぶどう)だよ。』と訳すことまでできるようになっています。たまげた。マモンがいつもこうやって説明してるもんね。
息子は一体いつまで自分のことを『ぶどう』と思っているのだろう?それとも自己防衛で知らない人には本名を名乗らないとか?
子供とは本当に不思議な生き物である。
おまけ。
パリの街角のクリスマスのデコレーション。
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!