バイリンガルへの道… 意外と似ている日本語とフランス語②
Ukulelemamanです。
今日は、5月5日こどもの日ですね。我が家にも鯉のぼりを飾りました。息子は喜んで『のぼり〜のぼり〜』と歌っております。
さて、1歳半の息子が日本語とフランス語の言葉を発するようになってから、フランス人相方と『今の日本語?フランス語?』という会話が増えたことを以前書きましたが、思いの外、こういうケースがいっぱいあって、前回の7選どころではなくなってきました(汗)と、いうことで、続けまーす。こうやって、書いていくのは私のフランス語の語彙を増やすのにもかなり役立ってます。音はよく聞くから耳で覚えているけど、実際書いてみるとスペルが想像以上に長かったり、想像していたスペルと全然違ったりして、勉強になってます。
以前の記事はこちらから↓
① もっと と moto (モト)
moto (モト) は、バイクの意味。
息子を抱っこして歩道を歩いていると、
息子『もっと、もっと!』
母ちゃん『??? 何がもっとほしいの?』
息子:後ろからやってくるバイクを指差して 『moto (モト)、moto (モト)!』
バイクのことでした…なるほど、バイクってフランス語でmoto (モト)って言うのね。メモ、メモ。
② 石 と ici (イシ)
ici (イシ)は、ここの意味。
息子が手に石を持ちながら、『イシ、イシ〜』と言って我々の所にやってきた。相方は、フランス語で『ここにいるよ』と返事していたけど、同時に私は、『石を見つけたのね!』と返事してあげた。一体どうなっているんやい!両方間違ってはいないけど、この時は石を見つけたことを言いに来たのだと思う。
③ おかか と caca (カカ)
caca (カカ)は、ゴミとか下品ですが、う○ちの意味。
それでは、caca (カカ)のエピソードがこちら。
日本のお弁当をテーマにした絵本を楽しく読んでいた場面。一般的な、鮭フレークやおかかがのった美味しそうなお弁当を見て、
母ちゃん『これは鮭だよ。これはおかかだよ。』
相方『何?!caca (カカ)が入っているの?』
おい、入っているわけないだろー! お・か・か だよ!!息子が混乱するからやめてくれーい。
ちなみに、息子は、家中の床にある小さなゴミを見つけては『c'est cacaaaaa (セ カカーーー!=ゴミがあるよー!)』と言ってくる。
④ 足 と assieds-toi (アシエ トワ) のアシの部分
assieds(アシエ) は、座るという動詞 asseoir (アソワー) の2人称。
例えば、『Assieds-toi correctment!(アシエ トワ コレクトュモン) 』は、『ちゃんと椅子に座りなさい!』ひょっとすると、相方は私が『足、足』言っている時にフランス語で座るように言っていると勘違いしているかもしれない。まぁ、間違ってはいないけれど…
⑤ で死ね〜 と dessiner (デシネー)
dessiner (デシネー)は、絵を描くの意味。
日本語でも一般的に使われているデッサン(dessin)という言葉の動詞ですね。おっと、こんなところにもフランス語。結構、フランス語って日本語の中に浸透しているんですね。息子は、お絵描きがしたい時には、『dessiner (デシネー)!dessiner (デシネー)!』と言って、紙とペンを求めにやってくる。でも、これ、フランス語を知らない日本人の耳には、『で、死ね〜』に聞こえるのである。こわい、こわい。
⑥ ドア と doigt (ドア)
doigt (ドア)は指の意味。
小さい頃からドアは指を挟んだら痛いから気をつけるように言っているから(なのか?)、ドアに向かって、指を差しながら『ドア、ドア』言っている。でも、おそらく、息子は指の意味で言っているような気がする。
⑦ ベロ と velo (ヴェロ)
velo (ヴェロ)は自転車の意味。
もちろん、息子は自転車の意味で『ヴェロ』と言っている。自転車というよりも言いやすいもんね。
今回も7つ挙げてみました。あんなに小さな頭の中で、たくさんの言葉を吸収しているんですね。凄い。ちなみに、息子は相変わらず『ありがとう』のことを『ガトー(gâteau = お菓子)』と思っている様子。そこで切っちゃだめだよ、息子くーん!
Ukulelemamanでした。
今日もありがとうございました!