フランス Bisous (ビズ=キス)文化
Ukulelemamanです。
フランスでは挨拶に相手の両ほっぺにキスをする。
初対面の人でも。
もう知ってる人は知ってますかね。
さすがにコロナ禍で禁止になりましたが…
今では、この Bisous(ビズ=キス) 文化、
結構好きです。
相手との距離が近くなる感じがして。
でも!
フランス人の相方と知り合って間もない頃は、
結構面倒だなぁ~と思ったものです。
なぜなら、このBisous(ビズ=キス) 文化のおかげで、
電車とかバスとか、学校の授業とかに遅れた!!!
想像してみてください。
例えば、10人ぐらいの友人と一緒にいる時、
乗る予定の電車が来る頃だから、帰ろう?と相方を誘う。
日本だったら、みんなに『じゃあ、またね!』みたいな感じでさらっと(?)お別れできるところ、
こちらでは、その場にいる1人1人の両ほっぺにキスをしてお別れをする。
これが、めっちゃ時間かかる~~~!!
このおかげで何度、乗り遅れそうになったことか…乗り遅れたことか…
他には、
誰かのお誕生日パーティーに招待された時の別れ際なんて、
その場にいるみんなにBisous(ビズ=キス)の挨拶をするものだから、
ほぼ永遠に帰れない…笑
そして私は学んだ。
帰り際には、このBisous(ビズ=キス)をする時間も計算に入れて、
帰る準備をすることを。
でないと、予定が狂う。
そんなフランスの遺伝子が入った約1歳半の息子のこと。
同い年ぐらいの女の子と遊んだ帰り際、
息子 (手を振りながら)『バイバーイ』
そして、女の子のほっぺにキスをした。
まだ1歳半にもなっていない息子が、
ほっぺにキスをした…
母ちゃん、びっくりしちゃったよ。
フランス遺伝子、強し…
思い返してみれば、一番最初に私にキスしてくれたのは、生後6カ月の時だったなぁ。
あ、冒頭にも書きましたが、
コロナ禍で他人にBisous(ビズ=キス)することは今は禁止です。
Ukulelemamanでした、
今日もありがとうございました!